株主優待って利回りが良くても、その会社の運営店でしか使えなかったりして、なかなか使いづらいことがあります。
その点クオカードって便利ですよね。
コンビニなど幅広いお店で使えて、換金もしやすい!
貰えると嬉しい株主優待の1つです。
5月はクオカードが貰える株主優待がたくさんありますので、紹介したいと思います。
ただ、利回りは若干低めになるのが難点です。
長期保有よりも、株主優待だけもらって損が出ないうちにサッサと処分したいところです。
目次
クオカードが貰える株式【5月株主優待】
※株価は2019年4月26日終値
タマホーム(1419)
- 株主優待:クオカード500円×年2回
- 株価:1株1095円
- 優待利回り:0.91%
有名な注文住宅会社です。
株主優待で年間1000円分のクオカードが貰えます。
タマホームの良いところは、
配当もなかなか良い
1株当たり51円の配当です。
配当利回りにすると4.66%になります。
株主優待と合わせると5%超えの高利回り株です。
ラクト・ジャパン(3139)
- 株主優待:クオカード1000円
- 株価:1株4620円
- 優待利回り:0.22%
乳原料でスタートした食品専門商社です。
株主優待で1000円分のクオカードが貰えます。
タマホームと違い、5月のみ年1回の株主優待です。
株価の割に株主優待の利回りがかなり低めです。
配当も年44円とそれほど高くはありません。
利回りにすると0.95%
株主優待と合わせてやっと利回り1%を超える程度です。
優待だけもらって買値以上で速やかに処分するのが理想的です。
大光(3160)
- 株主優待:クオカード500円×年2回
- 株価:1株661円
- 優待利回り:1.51%
中京地域を地盤にした食品卸会社です。
株主優待で500円分のクオカードが年2回貰えます。
株価が安いので購入しやすいのがメリット
10万円以下で購入できます。
その割に優待利回りは1.51%とクオカードの中ではなかなかの利回りです。
配当も年8円と悪くはありません。
利回りにすると1.21%
株主優待と合わせると利回り3%近くになります。
クオカードが貰える10万円以下の銘柄ではなかなかの高利回りです。
日本毛織(ニッケ)(3201)
- 株主優待:クオカード500円×年2回
- 株価:1株897円
- 優待利回り:1.11%
羊毛紡織の有力会社です。
2008年に通称社名を「ニッケ」としています。
衣料の繊維素材を扱い会社でしたが、現在では商業施設やスポーツ施設の運営などへ業種内容を拡大しています。
株主優待で500円分のクオカードが年2回貰えます。
大光と同様、株価が安く10万円以下で購入できます。
その割にクオカードの利回りは1%超えとなかなか。
配当も年24円。
利回りにすると2.68%です。
株主優待と合わせると、利回り4%近くになる高利回り銘柄です。
メディカルネット(3645)
- 株主優待:クオカード500円
- 株価:1株520円
- 優待利回り:0.96%
インプラントや矯正など自由診療歯科向けのサイト運営会社です。
株主優待で500円分のクオカードが年1回貰えます。
株価が安いので購入しやすいです。
5万円ちょっとで購入できます。
配当は一応ありますが、年2円と僅かです。
利回りにすると0.38%と高くはありませんので、クオカードを貰ったら長期保有よりも早めに処分が良いでしょうか。
岡山製紙(3892)
- 株主優待:クオカード500円
- 株価:1株801円
- 優待利回り:0.62%
社名から分かるとおり、岡山県の製紙会社です。
中国・四国地域を地盤にした中堅の板紙会社で、王子HD系の会社のようです。
株主優待で500円分のクオカードが年1回貰えます。
これも10万円以下で購入できる銘柄です。
優待利回りは0.62%と低め。
配当も年12円と普通です。
利回りにすると1.5%
株主優待と合わせてやっと利回り2%を超える程度と平均的
三機サービス(6044)
- 株主優待:クオカード1000円
- 株価:1株1250円
- 優待利回り:0.8%
パナソニックグループ製の大型空調機器の保守やビルなどの施設保守・管理を行っている会社です。
株主優待で1000円分のクオカードが年1回貰えます。
配当が年30円となかなかで、利回りにすると2.4%あります。
株主優待と合わせると利回り3%を超え
平均よりは高めの利回りになります。
GameWith(6552)
- 株主優待:クオカード1000円
- 株価:1株860円
- 優待利回り:1.16%
スマホゲームの攻略情報サイトを運営している会社です。
2013年設立とまだ新しい会社
株主優待で1000円分のクオカードが年1回貰えます。
まだ新しい会社ですし、スマホゲームの攻略情報サイトと運営している会社ですから、株価の浮き沈みが激しそうな印象があります。
株主優待が今後も維持されるか心配になります。
チャートを見ると案の定株価の変動がかなり激しいです。
配当はありませんし、株価の変動も激しいので、クオカード狙いよりも株価の値上がり益(キャピタルゲイン)狙いで取引する方が良いでしょう。
小津産業(7487)
- 株主優待:クオカード1000円
- 株価:1株1917円
- 優待利回り:0.52%
江戸の紙問屋から始まった1652年創業の超老舗の会社です。
株主優待で1000円分のクオカードが年1回貰えます。
配当は年19円
利回りにすると0.99%と高くありません。
株主優待と合わせて利回り1.5%ほど。
200株以上保有すると株主優待がクオカードではなく、ティッシュペーパー・トイレットペーパーの詰め合わせになってしまいますので、クオカードが欲しい場合は100株保有にしましょう。
ヤマシタヘルスケアホールディングス(9265)
- 株主優待:クオカード500円
- 株価:1株1250円
- 優待利回り:0.4%
九州の医療機器販売会社です。
株主優待で500円分のクオカードが年1回貰えます。
配当が年24円あります。
利回りにすると1.92%となかなかです。
この株式のポイントとしては、長期保有すると貰えるクオカードの金額が上がります。
- 1年以上3年未満保有:金額2倍
- 3年以上保有:金額3倍
最大、3年以上保有で3倍の金額のクオカードが!
現在の株価で計算すると優待利回りが1%超えになりますが、3年以上の保有はなかなかハードルが高めです。
オオバ(9765)
- 株主優待:クオカード1000円×年2回
- 株価:1株688円
- 優待利回り:0.29%
土地の調査測量などを行っている会社です。
株主優待で1000円分のクオカードが年2回貰えます。
注意事項として、株主優待を貰うためには500株以上の保有が必要です。
1株が安いからといって最低売却単位の100株だけ買うと株主優待はもらえません。
注意が必要です。
ただ、100株保有でも1年以上の保有で500円のクオカードが貰えるようになりますので、我慢できる人はそれもアリでしょう。
配当が年18円と株価の割にそこそこあります。
利回りにすると2.62%
株主優待と合わせて約3%の利回りになります。
まとめ
5月は株主優待でクオカードが貰える株式がたくさんあります。
クオカードなら
- 買物に使いやすい
- 換金しやすい
こんなメリットがあります。
グループ会社でしか使えない商品券やサービス券を貰っても
近くにお店が無い!
ということがありますからね。
そんな株主優待は貰っても意味がありません。
利回りよりも使いやすさを優先するとクオカードがすごく便利です。
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