「株主優待イイよ」
という記事ばかり書いている気がします。
確かに株主優待は凄く有難いものですが、株主優待のことだけ考えて銘柄を選んでいるといつか失敗する危険もあります。
そこで今回は、
「株主優待にはこんな怖いこともあるよ!」
という株主優待のデメリットについて書きたいと思います。
☑ 儲かる&楽しい株主優待(得)カタログ /日経BP社
☑ 株主優待完全ガイド 株主優待BEST300 /晋遊舎
☑ 定年後も安心!桐谷さんの株主優待生活 50歳から始めてこれだけおトク /祥伝社/桐谷広人
株主優待のデメリット1 優待内容の改悪
株主優待の内容は、いつでも変更される可能性があります。
「株主優待で利回り5%超えだ(∩´∀`)∩」
などと考えて株式を買った途端、
「株主優待をこれまでの半額にします(゚Д゚)ノ」
ということが、いつあってもおかしくありません。
最悪、株主優待を廃止にするということもあり得ます。
株主優待目当てで購入したのに全く意味がなくなります。
株主優待のデメリット2 株価の下落
株主優待が万が一廃止されても、購入額と同程度で売却が出来れば、残念ですがまだ諦めがつきます。
しかし、株主優待の改悪はそれを許しません。
なぜならば、株主優待が改悪されるとほぼ確実に株価が下落するからです。
株主優待が魅力で人気があったのに、それが無くなったら優待目当ての個人はその株を買いませんよね?
買いたい人がいないということは、値段が下がるということです。
そのため、株主優待が改悪されると、相当安い時期に購入していなければ黒字での売却は困難になります。
株主優待が貰えないうえに、売却損が発生するというダブルパンチです。
売却損がイヤなら再び値上がりするのを待つ必要がありますが、いつまで塩漬けになってしまうのか・・・。
損失が出てもサッサと売却した方が得策です。
そのお金で新たな銘柄に投資ができますから。
まとめ
以上、言われてみれば当たり前のことですが、株主優待のデメリットです。
株主優待の利回りばっかり追いかけていると、いつかきっと失敗します。
これまでの支給実績や会社の業績などを考慮して判断する必要がありますが、改悪は突然ですからね。なかなか回避するのは難しいと思います。
そんなリスクも考慮しつつ株主優待を追い掛けましょう。
個人的には、「すかいらーくホールディングス」の株主優待が、利回りが凄く良くて
、かつ使い勝手も良いので、さらに買い増ししたい衝動に駆られていますが、あまりに大盤振舞過ぎて逆に心配になって買い増しできていません。
「そんなに支給して大丈夫?いつか改悪されるのでは?」
あまりに優待内容が良すぎて、そんなことが頭から離れません。
今のところはまだ大丈夫そうですが、いつ風向きが変わってしまうか。
株主優待が相当会社の業績を圧迫しているハズですからね。
何かあればすぐに減額されてもおかしく無いと思います。